【シニア期・初期慢性腎臓病用】
関節ケアもできる腎臓病予備群のシニア猫用ドライフード
内容量
推奨される給与対象 | ■ 関節炎が認められる猫 |
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その他の給与例 | ■ 慢性腎臓病(例:IRISステージⅠ)が認められる猫 |
給与を避けるべき対象 | ■ 成長期の猫 ■ 妊娠中、もしくは泌乳中の猫 |
VETERINARY GLOBAL CARE
本製品は、モビリティプラスコンプレックス配合により関節に配慮し、腎臓が気になる猫や初期慢性腎臓病 (例: IRISステージⅠ)による腎機能のサポートが必要な猫のためにリンの含有量を調整した療法食です。
関節炎への対応
慢性腎臓病への対応
体重減少に配慮
筋肉/体脂肪バランスの維持
補足的メリット
〈社内調べ〉
1:HPM 猫用アダルトニュータードと比較して-45%
2:HPM 猫用アダルトニュータードと比較して+13%
3:大豆、小麦、トウモロコシ、グルテン、牛肉、羊肉、乳製品
VETERINARY HPM®は、犬猫本来の栄養要求と嗜好性に可能な限り近づけることを目指し作られています。タンパク質のうち約90%(ウェットの場合は100%)を動物性タンパク質由来とする製品ラインアップからもわかるように、犬や猫の食事の好みに合わせ、原材料から設計されています。
猫は厳密な肉食動物であり、大量の動物性タンパク質(肉/臓器)の摂取によって栄養ニーズを満たす動物です。
猫は特定の代謝(酵素)経路が欠如しており、動物性タンパク質ほど効率的に植物性タンパク質を利用できないため、植物性タンパク質(穀物/野菜)から得られる栄養サポートははるかに少なくなります※。
つまり、十分なタンパク質を摂取することだけでなく、動物性タンパク質の割合が高いことが重要です。
通常、フード中のタンパク質含有量、特に動物性タンパク質の割合を増やすとリンの含有量も比例して増加します。一方で、慢性腎臓病の猫はリンの摂取量を抑える必要があります。
VETERYNARY HPM 猫用 腎臓&リン制限+関節 KJシリーズ(以下KJシリーズ)には、必要な量のタンパク質を保ちながらリン含有量を低減させる難しい調整が求められ、これを実現するためにはタンパク質の質が重要となります。
※Cat info. (n.d.). https://catinfo.org/#Cats_Need_Animal-Based_Protein
慢性腎臓病の猫では、腎機能が低下しているため、過剰なタンパク質摂取が腎臓の負担になる一方で、タンパク質不足は筋肉量の減少を引き起こします。このため、質の良いタンパク質を適切な量で摂取することが重要です。
慢性腎臓病では、筋肉の分解が進む「サルコペニア(筋肉減少症)・フレイル」が発生しやすくなります。厳選されたタンパク質は猫の体に負担をかけにくく、高品質なタンパク質を摂取することで、代謝の効率を保ちながら筋肉量を維持できます。筋肉量を維持することで関節のケアに役立ちます。
関節サポートに特化した3つの独自の軟骨保護成分を配合。
KJドライは、主なタンパク質源に豚のお肉を使っているので、猫が大好きな味に作られています。
慢性腎臓病の治療では毎日の食事による栄養サポートがとても大切です。
猫用KJシリーズは、少しでも食べてほしいという飼い主さんのお悩みに応える慢性腎臓病用のフードです。
KJシリーズは、猫の慢性腎臓病のステージに応じた栄養管理を行い、シニア期に多い関節疾患にも対応できるように開発された食事療法食です。腎臓病の兆候としては、多飲多尿、体重減少、食欲不振、元気喪失、脱水、おう吐、および口臭などが挙げられますが、初期の慢性腎臓病は無症状のことが多いため、定期的な健康チェックが重要です。
KJ1ドライは、IRISの慢性腎臓病ステージにおけるステージ1の猫用に開発されたドライフードです。
猫の慢性腎臓病(CKD)のステージを把握のためには、クレアチニン、SDMAの値を測定するなどしてIRISの基準に基づいて獣医師が判断します。シニアの猫に気になる兆候がある場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
消化器の機能が新しいフードに上手く適応できるように、5~7日の切り替え期間を設けて、徐々にVETERINARY HPM®の割合を増やしていくことを推奨します。
VETERINARY HPM®はとてもおいしいペットフードですが、獣医師が推奨する1日あたりの給与量に従ってください。VETERINARY HPM®のパッケージには標準的な給与ガイドラインが記載されていますが、具体的な給与量については、かかりつけの動物病院へご相談ください。
1日に必要な水分量の目安は、犬は、体重1kgあたり50~70 mlです。猫は、体重1kgあたり60mlです。
VETERINARY HPM®には他のドライフードよりも多くのタンパク質が含まれているため、自然と水をたくさん飲むようになります。飲水量について心配な場合は、かかりつけの動物病院へご相談ください。