外耳炎は再発しやすい傾向があります。
病院での定期的な受診のほかに、おうちでの日常的なお手入れも耳の健康を維持するために大切です。
お手入れ方法や頻度などは、そのコの耳の状態によって異なります。おうちでのお手入れ方法は、必ず獣医師の指導を受けてから行いましょう。
目次 → 3種類のお手入れ方法
- 「簡単お手入れ編」:耳に触られることに慣れてもらおう!
- 「簡単お手入れ ステップアップ編」:ワンちゃんが慣れてきたら挑戦!
- 「しっかりお手入れ編」:たまった耳垢をしっかり除去!
コットン数枚をひたひたになるまで耳洗浄液をしみこませる
耳洗浄液を人肌程度に温めておくと、愛犬が驚かずに受け入れやすくなります。
耳の内側を毛の流れに沿って優しくふく
- コットンを優しく当てて耳洗浄液と汚れをなじませ、汚れを浮かせてから優しくふきとります。
- 耳を触らせる→ごほうび、ふく→ごほうび、と、できた時にだけごほうびを与えながら徐々に慣れさせましょう。
のポイントをふまえて、耳の穴まわりも優しくふく
コットンは奥まで入れずに、耳の穴まわりだけを優しくふき取りましょう。
コットンに汚れがつかず、きれいになったら終了
頑張った愛犬をうんとほめて、場合によってはごほうびをあげましょう。
しっかり保定し、コットンに染み込ませた耳洗浄液を耳の中に絞り入れる
できるだけたっぷり入れましょう。耳の穴から液面が見えるくらいが理想です。
耳の付け根を優しくマッサージする
できなければ無理にマッサージせず、 に進んでも構いません。
頭をブルブルっと左右に振るのを確認します
自分から頭を振らないときは耳に息を吹きかけると頭を振ってくれます。
耳の中の洗浄液と汚れが出てきたらふき取る
コットンは奥まで入れずに耳の内側と穴まわりだけふきます。
しっかり保定する
背後から保定すると、正面からおこなうよりもわんちゃんの警戒心が薄れます。
耳の中に洗浄液を入れる
耳の穴から液面が見えるくらいたっぷり入れます。
耳の付け根を優しくマッサージする
強くマッサージしすぎないように注意しましょう。
ブルブルっと頭を左右に振って、中の耳洗浄液と汚れが出てきたらふき取る
耳垢が多い場合は、汚れが飛び散っても気にならない場所(お風呂場など)でおこなうと良いでしょう。
ポイント
次のことに注意しましょう。
-綿棒は使わない
-強くこすらない
-頻繁にやりすぎない