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繁殖製品

スプレロリン®

去勢の新たな選択肢
GnRH誘導体製剤 犬・猫用

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  • 犬
  • 猫

製品特長

スプレロリン®の有効成分であるデスロレリン酢酸塩は、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)受容体作動薬(GnRHアゴニスト)として作用し、継続投与により下垂体のGnRH受容体のダウンレギュレートを引き起こす。これにより性腺刺激ホルモンの分泌が抑制され、精巣におけるテストステロンの産性能が低下し、雄犬及び雄猫の妊孕性が抑制される。また、テストステロンの低下により、雄猫に特徴的な尿マーキング等の行動の減少がみられる。

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  1. ① GnRHアゴニストであるデスロレリン酢酸塩が、持続的に放出されます。
  2. ② 下垂体に存在する、GnRH受容体に持続的に作用することで、LH/FSHの合成、放出、作用を抑制します。
  3. ③ 精巣でテストステロンが合成されなくなり、テストステロンの作用が消失し、これにより不妊効果が得られます。

 

成分及び分量

本品1インプラント中
デスロレリン酢酸塩 5.53mg(デスロレリンとして4.70mg)

 

効能又は効果

犬:未去勢の性成熟した雄犬において、一時的な不妊の誘発。
猫:3か月齢以上の、未去勢の雄猫において、一時的な不妊の誘発および尿臭の抑制、
  ならびに性衝動、発声、尿マーキング、攻撃性などの性行動の抑制。

 

用法及び用量

犬及び猫の体重にかかわらず、1頭につき、デスロレリンとして4.7mg(1インプ ラント)を含むインプランターを付属のインジェクターに接続し、動物の肩甲骨 間の皮下にインプラント(本剤)を埋め込む。治療を継続する場合、雄犬では 6か月ごと、雄猫では12か月ごとに本剤を埋め込むこと。

 

使用方法

  1. ① インプランターのルアーロックキャップを外す。
  2. ② ルアーロック針基をインジェクターの先端に装着する。
  3. ③ 投与部位を消毒する。
  4. ④ インプランターの針カバーを外す。
  5. ⑤ 動物の肩甲骨間の皮膚を持ち上げ、インプランターの針部の全長を 皮下に挿入する。
  6. ⑥ インジェクターのプランジャを最後まで押し込む。
  7. ⑦ ゆっくりとインプランターを引き抜く。
  8. ⑧ 引き抜く際に投与部位をおさえ、その後投与部位を30秒間おさえる。
  9. ⑨ インプラントがインプランター内に残っていないかを確認する。適切に投与された場合は、インプランターの針部からスペーサーが出ていることを目視することができる。投与部位のインプラントは触 診できる場合がある。

 

 

 

効果の持続期間と「フレアアップ」について

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留意点

  • 本インプラントの投与後数週間の間は、GnRHアゴニストの作用によりテストステロンが上昇し、
    一過性の性行動の増加が見られる可能性がありますが、時間経過に伴って消失します。
  • 本インプラントの投与後、陰嚢サイズの縮小が見られます。
  • 本インプラントの効果は可逆的であり、インプラントの効果が消失すると、妊孕性も回復します。

 

注意点

本製品は、インプラントをセットしたインプランター2本と、インジェク ター1本を同梱している。インプランター2本を使用するまでインジェ クターを廃棄しないこと。

 

その他

World Animal Veterinary Associate(WSAVA)のガイドライン” 2024 Guidelines for the Control of Reproduction in Dogs and Cats“において、スプレロリンを使用した犬および猫の去勢について紹介されています。

WSAVA 犬猫における繁殖管理のためのガイドライン
WSAVA: Reproduction Control Guidelines

 

添付文書

 

スプレロリン®についてのFAQ

  • インプラントはどんな物ですか?

    長さ12.5mm、太さ2.3mmの細長いインプラントです。

  • インプラントが効くまで、どのくらいの期間がありますか?

    不妊の効果は、すぐに現れる訳ではありません。インプラントを投与して6週間後から得られます。
    効果が現れるまで、不適切な交配が起きないよう、雌からは離しておいて下さい。

  • インプラントを取り除く必要はありますか?

    インプラントは体内で少しずつ分解されて消失するので、取り除く必要はありません。

  • インプラントを投与する時、ペットは痛がりますか?

    痛みについては、まれに認められますが、ほとんどは一過性です。

  • インプラントは安全ですか?

    スプレロリンは、20年以上に渡って、世界中で内科的去勢に使われてきましたが、重篤な副作用の報告はありません。投与部位については、投与後数週間の間は、軽度の赤みや腫れが生じる可能性がありますが、自然に回復することがほとんどです。

  • インプラントの効果を見るのに、ペットのどのような点を観察すればいいですか?

    インプラントを投与して6週間後、ペットの精巣サイズが小さくなります(個体差があります)また、ごくまれにですが、インプラントが脱落することがあります。インプラントの効果が出ているか心配になった場合は、獣医師にご相談下さい。

  • インプラント投与後の食事において注意することはありますか?

    外科的な去勢手術と同様に、インプラント投与後はペットの食欲増進や体重増加がみられることがあるので、適切な食事に変更する必要があります。どのような食事にすればよいかは、獣医師にご相談下さい。